2008年度政府予算案

 今日は2008年度政府予算案です。

平成20年度一般会計歳入歳出概算単位:百万円/( )は前年比伸び率

歳入
租税・印紙収入:53,554,000(0.2)
  その他収入: 4,159,340(3.7)
    公債費:25,348,000(-0.3)
   合計  :83,061,340(0.2)
歳出
      国債費:20,163,230(-4.0)
地方交付税交付金等:15,613,609(4.6)
     一般歳出:47,284,501(0.7)
    合計   :83,061,340(0.2)

    社会保障関係費:21,782,434(3.0)
  文教及び科学振興費: 5,312,188(0.5)
        国債費:20,163,230(-4.0)
      恩給関係費: 852,227(-7.7)
   地方交付税交付金:15,140,120(3.6)
    地方特例交付金: 473,489(51.8)
      防衛関係費: 4,779,650(-0.5)
    公共事業関係費: 6,735,151(-3.1)
      経済協力費: 665,983(-3.7)
    中小企業対策費: 176,051(7.3)
   エネルギー対策費: 865,509(0.1)
  食糧安定供給関係費: 858,179(0.3)
産業投資特別会計へ繰入:    −( − )
   その他の事項経費: 4,907,129(-0.6)
        予備費: 350,000(0.0)
     合計    :83,061,340(0.2)

出所:財務省PDF

 全体としては前年度からやや増加となりました。ただ、これくらいの増加であれば、ほぼ前年水準に抑えたと言えるのではないかと思います。公債費もわずかながら前年比でマイナスとなっています。

 歳出では社会保障関係費の増加が目立ちます。項目の規模も20兆円と膨大なものです。国債関係の項目を抜いて考えると、60兆円の歳入のうち20兆円が社会保障に投入されています。3分の1です。これが今後も増加していくのです。私が予算担当者なら逃げ出したくなります。

 社会保障関係費よりも地方関係の項目でも増額が見られます。これは都市と地方との格差是正のためでしょうが、はっきり言えば、来る選挙に向けての対策でしょう。2008年度には解散総選挙が予想されていますので、そのための用意です。

 これをばらまき政治の復活だと批判することもできます。が、こうしたばらまきを切り捨てていた小泉政権も強く批判されてたように思います。いったい何を批判したら良いのでしょう。批判合戦に明け暮れるだけのような気がします。

 いずれにせよ、今回の政府案では福田内閣の独自性は発揮されていないと思います。緊縮財政を強行するのでもなく、大型景気対策を講じるわけでもなく、普通に予算を組んでいる印象を受けました。普通の人と呼ばれる所以でしょうか。

 なお、財政投融資計画も発表されています。

平成20年度財政投融資計画の概要単位:億円/( )は前年比伸び率

         公庫等: 42,514(7.3)
教育・福祉・医療関連機関: 8,763(5.5)
 その他の独立行政法人等: 35,863(-7.0)
      その他の機関: 11,449(-17.3)
     小計     : 98,589(-1.7)
          地方: 40,100(-2.9)
     合計     :138,689(-2.1)

出所:財務省PDF

 こちらは著しく減少しています。意味がある減少だと思います。道路や港湾に投入する費用が減り、国民向け融資や教育関係への支援が増えています。こちらの財政投融資も含めて、政府の予算に対する姿勢は考えなければならないでしょう。

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benyamin ♂

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