『絶対可憐チルドレン<<解禁>>ガイドブック』

 今日は少年サンデー公式ガイド『絶対可憐チルドレン<<解禁>>ガイドブック』(2008年、小学館)を読みました。

 みんな大好き、私も大好き、僕も大好き、でおなじみの、『絶対可憐チルドレン』のガイドブックです。……すみません。そんなキャッチフレーズはありません。いま思いついて書きました。ついカッとなってやりました。後悔はしていません。アニメは毎週見ています。主題歌のCDは限定版を買いました。おーばーざひゅーちゃーわー!

 さて、ガイドブックです。「絶チル」の登場人物の紹介やカラーイラストなどが見られます。また、未公開の下書き原稿も掲載されており、興味がある人にはたまらない内容となっています。ガイドブックとしての水準は十分に満たしています。

 が、本書の魅力はもっと別のところにあります。それは、かの「GS美神 DVD-BOX」の特典として書き下ろされた漫画が収録されていることです。この漫画は連載が終了した『GS美神』の新作が読めると話題になりましたが、そのためには5万円近くもするDVD-BOXを買わなければなりませんでした。24ページの漫画1話が5万円です。さすがに無理な金額です。

 ページ単価が数千円を超えていた贅沢な漫画を、1,000円程度の本書で読むことができます。GS美神が好きなら、本書は必見でしょう。漫画の内容は、美神令子がいつものような姿で、いつものように暴れ、いや活躍するお話となっています。GS美神をパロディにしたGS美神だ、と言えば、椎名高志ファンには伝わるでしょうか。

 他には、超能力について学術的に接近しようとしている研究を紹介している記事が面白かったです。超能力は漫画のように爆発的な力ではないものの、かすかな現象としては実在しており、いくつかの実験によって研究室でも再現されているようです。超能力は虚構ではないのです。

 もっとも、実証されている超能力はサイコロの出目にほんのわずかな影響を与えるといった程度です。それがなぜ発生するのかも解明されていません。しかし、超能力が実際のところどの程度の力なのかを真面目に確定しようとしている作業には、虚構に満ちたカルト宗教への対抗軸として意味があると思いました。

 巻末は椎名高志へのインタビューです。おそらく、彼に対するインタビューが活字となったのは初めてではないでしょうか。そのためか、話題は「絶チル」に限定されず、GS美神などのこれまでの作品を含めて、広く薄くですが語っています。ミソッカスについて熱く語る椎名高志が見られるのは本書だけでしょう。

 このインタビューは本書の性格を体現していると思います。つまり、本書は「絶チル」を冠した本ながらも、それ以外の椎名高志の作品に関しても多くを割いて紹介する本である、ということです。販促のための商業的位置づけもあるでしょうが、椎名高志作品を包括的に取り上げた最初の本として評価できると思います。

 ちなみに、私は3人のなかでは紫穂と葵です。とくに紫穂です。3人の他では、ちさとに期待しています。お気に入りは初音です。そして澪が大好きです。手元に置いて育てたいです。

自己紹介

benyamin ♂

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