派遣村の正体

 今日は派遣村の正体です。

 みんな大好き派遣村ですが、いろいろと胡散臭い状況になっているようです。純粋な奉仕活動として始まった取り組みに、プロの人々がもりもり入り込んでいます。

 私が最も疑問に感じた点は、派遣村における1日の活動です。

1月2日撮影の写真より「1/2日の予定」
 9:00 朝食
 10:00 風呂・床屋
 12:00 昼食
 13:00 レクリエーション
 15:00 夕食準備
 17:30 夕食
 19:00 交流タイム
 21:00 映画鑑賞会

年越し派遣村websiteより「5日の予定」
 6時50分 ボランティア集合
 8時 朝食
 9時半 村民大移動式
 10時半 厚生労働省行動
 12時 国会請願デモ
 13時半 国会院内集会
 14時半 バスに分乗して大移動

 年末年始でハローワークが休みであるとはいえ、具体的な就職につなげる活動がまったくありません。誰が見ても非常に違和感を覚えるでしょう。

 派遣村に紛れ込んでいるプロは何をしているのでしょうか。炊き出しなどの奉仕活動をして満足してしまっているのではないでしょうか。

 派遣村のwebsiteによれば、カンパが2000万円以上が集まっています。こうした資源を活用して求人者との村人をつなげる活動ができるはずです。

 プロはやはり抗議行動のプロでしかなかったようです。大声で政府と大企業を批判するだけが目的の人々です。またもやプロたちによって日本の労働運動は後退したと思いました。

−−−

検証・「年越し派遣村」 その実態は
2009.1.12 21:33

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090112/trd0901122133016-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090112/trd0901122133016-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090112/trd0901122133016-n3.htm

 年末から年始にかけて、多くのメディアに登場した「年越し派遣村」。どのような人たちが運営し、どんな成果があったのかを検証する。(敬称略)

■NPOや労組が基盤

 村の設立に携わったのはNPOや労働組合など約20団体。村長に選ばれたのがNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」の事務局長の湯浅誠だ。
 昭和44年生まれの湯浅は日本政治思想史を専攻し、東京大学大学院まで進学した経歴を持つ。友人に誘われて野宿者の炊き出しにかかわったことから、貧困問題を意識。「もやい」を立ち上げ、困窮者の生活支援をしている。講演料や本の印税が主収入という。
 村の立ち上げについて湯浅は「同様の問題意識を持つ人たちと昨年暮れに、東京・飯田橋の居酒屋で飲んでいて、話が決まった」と証言する。湯浅の記憶だと、労働問題を専門にする労働弁護団弁護士、棗(なつめ)一郎らが提案。「人は集まらないかもしれないが、雇用や貧困問題を提起できればいいじゃないか」という思いだった。
 労働組合の連合、全労連、全労協も支援メンバーに加わった。運動の在り方をめぐって考えが異なる3つの労組が統一戦線を組むのは極めて異例。ほかに、非正規労働者の支援活動で実績のある「派遣ユニオン」「首都圏青年ユニオン」などが村政を支えた。
 湯浅は「炊き出しなど現場経験がある自分が村長の役回りになった」と話す。

■与野党を超えた人脈

 運動の一つの山が、2日夜に厚生労働省の講堂が宿泊場所として開放された場面だ。実行委員会の用意したテントの宿泊能力は150人分。村には300近い人が集まっていた。
 開放を決断したのは厚労副大臣の大村秀章(自民)。湯浅とは12月に放映された、労働問題をテーマにしたNHKの番組で名刺交換していた。2日昼過ぎに入った湯浅からの「テントに入りきらず病人も出ている。受け入れ施設を用意してほしい」という電話に、大村は「直感的にヤバイと思った。あの現場をみたら助けないわけにはいかないだろ」と振り返る。
 厚労省幹部も危機感を抱いていた。「厚労省の目の前の日比谷公園で、失業者が凍え死んだとなれば批判を浴びるどころか、内閣が吹っ飛ぶ」(幹部)。村を訪れた菅直人(民主)ら政治家らも与野党の枠を超えて、官房長官の河村建夫や厚労相の舛添要一に電話を入れ支援を求めた。
 午後5時過ぎ、「講堂に暖房を入れろ!」と大村が指示。9時過ぎには260人の村民が講堂に入った。

■成果と課題

 講堂開放では与野党を超えた協力態勢があったものの、派遣村に政治色やイデオロギーがちらついたのも事実。5日に日比谷公園から国会までを歩いたデモでは共産党と行動を同じくすることが多い、全労連、自治労連の街宣車が村民らを先導。「総選挙で政治を変えよう!」「消費税値上げ反対!」とシュプレヒコールを上げる光景もあった。
 実行委員会では、12日までの動きを振り返り、行政側が緊急の小口融資を柔軟に支給した点などを「各地で生活に困っている人にも応用できる貴重な経験だ」と肯定的にとらえる。
 一方で、行政側への今後の要望も多い。村民に行われた、生活保護の受給決定や行政の保護は「当たり前」というのが実行委のスタンスだ。実行委では、今回の派遣村のような一時避難所を行政もかかわって全国につくることや、大企業に再就職支援のための基金設置などを求めていくという。(赤堀正卓、神庭芳久、蕎麦谷里志)

自己紹介

benyamin ♂

2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別アーカイブ

Powered by Movable Type 5.13-ja
Support Wikipedia