大学生とカルト宗教

 今日は大学生とカルト宗教です。

カルト宗教から大学生を守れ 45大学が立ち上がる
2009.3.1 18:33

 カルト宗教から大学生を守ろうと、大学職員やカルト問題を専門に研究する教授らが今月中旬、キャンパス内の勧誘情報を交換するネットワークを立ち上げる。大学を横断するカルト対策は初めてだという。これまでに45大学の計50人が参加を表明。勧誘が盛んになる入学シーズンを前に、ネットワークによる情報共有で、カルト宗教による学生の被害を防ぐのが狙いだ。

 「カルトは姿を隠して近づいてくる。対策には情報戦が不可欠」。発起人の川島堅二・恵泉女学園大学教授はこう話す。

 カルト問題を研究する「日本脱カルト協会」によると、カルト宗教は本来の名称や目的を隠したサークルで、「大学生活について先輩から話を聞こう」「就職に向けて自己分析をしよう」などと学生を勧誘。正体を明かさぬまま、ノルマを課した物販や新規勧誘に駆り出したり、親密になった後に「辞めると不幸になる」と脅して入信させ、お布施を強要するなどしているという。

 過去には警察当局の調べで、オウム真理教が偽装サークルで学生を勧誘していた事例が判明。同協会関係者には、カルト入信者の家族から寄せられる脱会相談が現在も絶えないという。

 これまでは、各大学ごとにカルトをテーマにした講習会や討論会で注意を喚起してきたが、川島教授らは「彼らは多くの大学で同じ名前や手口で活動している。情報の共有でみえてくることがある」として、入学シーズンを前に取り組みを始めることにした。

 参加者は大学の教員や学生課職員、カウンセラーなど。メーリングリストに登録し、学生から寄せられる偽装サークルや、いかがわしい勧誘の情報を電子メールで一斉に送受信する。必要に応じ、カルト問題を研究している教授が勧誘の断り方や脱会方法をアドバイスするほか、新入生にオリエンテーションなどで注意を促すとしている。

 「カルトの線引き」や「信教の自由との兼ね合い」などを課題として指摘する声もあるが、川島教授は「うそをついて勧誘するのは、そもそも詐欺行為。活動にどっぷり漬かると本分である学業を全うできなくなることが多い。学生を守るのは大学側の社会的、教育的な責任」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090301/crm0903011835021-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090301/crm0903011835021-n2.htm

 大学生がカルト宗教にはまらないように大学側が対策を講じているようです。今日の記事を読んで驚いたことは、今でもカルト宗教が大学で勧誘活動をしていること、また、そのカルト宗教の勧誘にだまされてしまう大学生がいること、でした。

 いくつかの大学が連携をとってまで対策しようとしているわけですから、カルト宗教の勧誘活動も、それにだまされる大学生も、一定程度以上の規模で現存しているということです。20世紀末のオウム事件後は、いずれも消え失せていると考えていました。

 こういうと誤解されるかもしれませんが、私はカルト宗教の勧誘を受けてみたいと思っています。次々と大学生をだますような勧誘文句とはどれほどのものなのか、さぞかし心揺さぶられる台詞が聞けることだろう、と期待しているところがあります。

 しかしながら、いかんせん、私は一度もカルト宗教の勧誘を受けたことがありません。見た目が怖い人系列なので、さすがに連中も近寄ってこないのです。それどころか、普通の人からも遠巻きにされ、友達もできn……いや、話がずれました。

 私はカルト宗教を全否定はしません。いろいろな考え方があることは当然ですから、その1つとして勉強してみる姿勢は必要だと思います。が、他の考え方を許容できないのがカルト宗教でしょうから、その狭隘さゆえに忌避すべきであると思います。

 とはいえ、他の考え方を許さないのは、何もカルト宗教だけの専売特許ではないような気もします。たいていの学問はそうした性質を有していますし、一定の共同体は他の共同体を否定する要素を含んでいます。

 果たしてカルト宗教とは何か。記事にもあるように、線引きが難しい問題だと思いました。

自己紹介

benyamin ♂

2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別アーカイブ

Powered by Movable Type 5.13-ja
Support Wikipedia