2010年8月アーカイブ

民主党代表選の仕組み

 今日は民主党代表選の仕組みです。

民主党代表選の仕組み
2010/8/26 11:44 日本経済新聞 電子版

 党所属の国会議員、地方議員、年6000円の党費を払い党運営にかかわる党員、年2000円の会費で代表選に投票できるサポーターが参加する。本格的な代表選は2002年に1回実施しただけで、8年ぶり2度目となる。

 選挙はポイント制。国会議員票(議員辞職した後藤英友氏を除いた衆参合計412人)は1人2ポイントで計824ポイント。地方議員票(2382人)は100ポイントをドント方式で各候補に比例配分。そこに300の衆院小選挙区ごとに最多得票候補に1ポイントを与える党員・サポーター票(34万2493人)を加え、全1224ポイントを取り合う。

 国会議員は9月14日に直接投票し、地方議員と党員・サポーターは事前に郵便投票する。過半数を得た候補が当選。どの候補も過半数に届かない場合は、上位2人の決選投票となり、国会議員1人2票の計824票で争う。

 仕組みがいまいちよくわからない民主党代表選ですが、日経新聞が簡潔にまとめてくれましたので、覚え書きとして貼り付けておきます。

 何のことはない、自民党の総裁選挙とほぼ同じです。自民党との違いを打ち出している民主党ですが、政党の運営方式は自民党の模倣に過ぎません。それだけ自民党の仕組みが優れているということなのでしょう。

 自民党と民主党で異なる点は、民主党の場合、サポーターの選挙権に制限がない点です。選挙直前にサポーターになった人でも選挙権が与えられるようです。これを、自民党より民主的と見るかどうかは判断が分かれそうですが、いずれにしてもこの点に違いがあります。

 さて、私の結果予測ですが、小沢さんが当選することはないだろうと思います。彼は表舞台での討論ができない、したくないからです。そんな小沢さんが出馬した意図は、わざと選挙で負けて、それを理由に民主党から離脱するためではないかと思います。

 これは予測というか期待であり、願望です。願望であるため理由はないのですが、そろそろ日本も戦後と冷戦の構造から脱却して欲しいということです。そのきっかけとして小沢さんの動きに注目しています。

追記

 FTの社説でも同じような予測をしていました。

The wrong man for Japan
Published: August 29 2010 20:37 | Last updated: August 29 2010 20:37

If Dante’s version of hell had nine circles of suffering, then Japan’s version of politics must have at least nine circles of farce. After only three months in the job, Naoto Kan ? the third prime minister in a year ? is being challenged for the leadership of his party. The grizzled pretender for the job of leading Japan from its deflationary funk is Ichiro Ozawa, a man more used to operating from the shadows than in the international spotlight. If Mr Ozawa, who recently referred to Americans as “single-celled organisms”, becomes prime minister, he will be Japan’s most interesting prime minister since Junichiro Koizumi left office in 2006. He would also be a disaster.

Mr Ozawa, doubtless a multi-celled organism, has some interesting ideas. He was one of the first to suggest that Japan become a “normal nation”, throwing off its postwar legacy of leaving its defence in US hands. In the 1990s, Washington championed him as a political and economic reformer, but has cooled on him more recently. The last US ambassador to Tokyo could not even arrange to meet him when he was leading a revolt against a Japanese mission to refuel US ships operating near Afghanistan. Mr Ozawa has also advocated friendlier ties with China, yet is openly contemptuous of that country’s one-party system.

More than his confusing foreign policy stance, Mr Ozawa is unfit to be prime minister because of his domestic record. Though strategically brilliant, he is quixotic and destructive. He was instrumental in bringing down the long-ruling Liberal Democratic party in the early 1990s and again last year. On the first occasion, he went on to undermine the coalition, paving the way for the LDP to return to power after a short absence. This time, he may repeat the trick. If, as some predict, his leadership challenge splits the Democratic Party of Japan, the LDP could sneak back into office.

The Japanese public dislikes him. In a recent poll, 79 per cent of respondents said they did not want him returning to an important party post. (He quit as secretary-general in part because of an alleged funding scandal.) Yet so out of touch are Japan’s politicians that he may win anyway. With support from around half his party’s MPs, Mr Ozawa has a good chance of defeating Mr Kan in the leadership contest on September 14. If the DPJ makes him its head, and hence prime minister, it will have betrayed its promise to bring Japan a new kind of politics. If it goes on to surrender power, it will only have itself to blame.

http://www.ft.com/cms/s/0/4b70b160-b398-11df-81aa-00144feabdc0.html

 根拠のない私と違って、FTでは、小沢さんのかつての言動から、日本の対米政策や対中政策の転換を期待しつつも、民主党の分裂による自民党の政権復帰を危惧しています。小沢さんが当選すると予測している点も注目すべきでしょう。小沢さんの当選が民主党が衰退する要因となりえるとの分析です。

 FTでも、小沢さんが総理になる可能性を見据えながら、今回の代表戦が今後の民主党を方向付ける分岐点になるだろうと位置づけられています。このあたりが意外にも客観的な視点なのかもしれません。現代表である菅総理の動きがまったく無視されている点も含めて。

Japan Ecological Footprint Report 2009

 今日はJapan Ecological Footprint Report 2009(PDF 14.1MB)です。

 日本は必要な資源を輸入に頼っており、国土に見合った生活をしていない、とするWFFによる報告書です。具体的には、日本の一人当たり資源の消費量は世界平均の1.5倍である一方で、その3分の1程度しか国土から供給できていないため、世界全体が日本並の生活をすると、地球が2.3個も必要になると算出しています。その上で、多くの資源を輸入に依存している日本は、国土が供給できる資源とのバランスを考えるべきだと警告しています。

 報告書の根幹となっている指標の1つは、題名にもあるEcological Footprintです。これは一国における資源の消費量を数値化したものであり、国内での生産に投入された資源に、輸入に投入された資源を加えて、そこから、輸出に投入された資源を引いて算出されています。輸出分が引かれる理由は、輸出しなければ国内で消費されるためであり、逆に、輸入分のほうは、国外で消費されるはずだった資源を国内で消費しているため加算されます。

 その一方で、国土が供給できる資源量はBiocapacityで示されています。こちらは内訳や計算式が明記されていません。資源の埋蔵量などに基づいて算出されていると推測されますが、よくわかりません。なお、Ecological FootprintもBiocapacityも、Global Hectaresという指標に変換されて表示されているのみであり、元々のデータはよくわかりません。そもそも、Ecological FootprintはGDP統計とほぼ同じような計算式ですが、GDPがEcological Footprintへ、さらにGlobal Hectaresへと変換されています。

 加工の過程が不明瞭な指標を掲げている点がこの報告書の特徴です。それを端的に示してるのが世界全体の総量です。つまり、Ecological Footprintは世界全体で17.1(billion Global Hectares)ですが、Biocapacityのほうは11.9(billion Global Hectares)となっています。地球全体の国土が供給できる以上の資源を地球全体で消費していることになっています。おかしな数値です。Ecological Footprintが過多に、あるいは、Biocapacityが過少に計算されていると思われます。

 さらに指摘すべき特徴は、自由貿易による経済発展を否定している点です。報告書の立場は、国土に資源がない国が貿易を通じて生活水準を向上させようとすれば、他国から資源を輸入することになるため、環境に大きな負担をかける、というものです。これはもちろん、島国である日本への攻撃となりますが、それ以外にも、英国やシンガポール、台湾なども貿易を拡大して経済成長することは否定されます。基本的に国土面積が小さい国には生活水準を向上させることが許されていません。

 その一方で、貿易をしないほうが環境への負担が軽いことは、報告書では何も示されていません。貿易が反環境的であるとの見解は、Ecological FootprintとBiocapacityを比較して、前者が後者よりも多くなっていることが唯一の論拠です。しかしながら、この2つの指標は、先に確認したように、いまいち信頼性に欠けます。始めからEcological Footprintのほうが多くなるように計算されているように思われます。

 報告書ではいくつか数値が示されているため、ぱっと見ると説得的な内容に見えてしまいますが、中身を読んでみるとそうでもありません。貿易は悪だとか、人間の活動は環境に悪影響を与えているとか、そうしたことを言いたいのは理解できますが、もう少し科学的な報告書を提示するべきでしょう。環境対策が進まない要因は、こうした似非科学的環境主義がはびこっていることが主因であろうと思いました。

0120400945

 今日は0120400945です。

 夕方くらいに携帯電話に着信があった電話番号です。Googleさんに相談したら、どうやらイーモバイルの電話番号であり、ADSL勧誘の電話であるようです。

 とくに実害はありませんが、覚え書きとして書いておきます。

ネコにマタタビ

 今日はネコにマタタビです。

 ちょっと大きめのネコですが、マタタビ(正確にはキャットニップ)にめろめろになっています。やっぱり大きくてもネコはネコですね。百獣の王には効かないようですが。

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benyamin ♂

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