ポリティカルコンパス

 今日はポリティカルコンパスです。

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 「2.4」
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)「1.48」
あなたの分類は「保守右派」です。

 案の定、右よりに判定されました。といっても、政治も経済もほとんど数値の絶対値が高くなく、実質的にはリベラル中道といったところです。私の中途半端さを如実に示しているかのようで、的確な判定かと思いました。

 その一方で、数値による判定には限界があると思いました。つまり、それぞれの設問の回答と、それを加算して出される最終的な数値とは、必ずしも関連性がないからです。極端に言えば、極右的な回答と極左的な回答が同数あれば、数値は「0」となってしまいます。

 例えば、私は、子育てにおける母親の役割や家族の位置づけを重視する一方で、結婚前の性交や未成年の性交、既婚者の配偶者以外との性交には寛容です。前者は正の数値、後者は負の数値で加算されると思いますが、そうなるとおそらく正負は相殺されてしまいます。その結果、数値で見る限りは中間な立場だとの判定になるでしょう。

 合計の数値でしか判定されないため、それぞれの設問における微妙な立場の違いは消し去られてしまっているのです。もともと細かな立場を判定するものではないのでしょうが、私のような極右も極左も一定理解してしまう立場の人間には、ポリティカルコンパスは不適合であると思いました。

 また、設問にも問題点を感じます。とくに、Q2-23では「福祉」の言葉を使うことが不適切であると思いました。正しくは「社会保障」でしょう。福祉は高齢者や子供、障碍者などに対する援助のことです。それを充実させると勤労意欲が低下する、という文章の意味がわかりません。

 他に、Q2-1の設問では、地方への財政配分とありますが、この財政配分が地方交付税か国庫支出金のどちらを指しているかで、意見が変わってしまいます。Q2-4でも、労働者は正規雇用のことなのかどうかで同意か不同意かがわかれます。Q2-26に至っては設問の意味がよくわかりません。

 全体としての設問の趣旨は良いです。それぞれが政治や経済に対する姿勢を問うような内容になっており、よく考えられているとの印象を受けました。それだけに節々にある問題点が目につきます。まだ試作段階のようですから、これからの改善に期待しています。

自己紹介

benyamin ♂

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