日本国債の格下げ

 今日は日本国債の格下げです。

日本国債、ダブルAマイナスに格下げ S&P
2011/1/27 17:03

 米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は27日、日本の国債格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に格下げしたと発表した。S&Pは日本の財政赤字の国内総生産(GDP)に対する比率が今後さらに悪化し、大規模な財政再建策を実施しない限り、2020年より前に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の均衡を達成することはできないとしている。あわせて、長引くデフレも日本の債務問題をさらに深刻なものにしているとの認識を示した。短期国債格付けは「A―1+」で据え置いた。格付け見通しは「安定的」としている。

 S&Pは2002年4月15日に日本国債の格付けをダブルAからダブルAマイナスに格下げしている。07年4月23日にはダブルAマイナスからダブルAに格上げしていた。2010年1月26日には格付け見通しを「安定的」から「格下げ方向で見直す」と発表していた。

日本経済新聞

 何も問題ないと思います。理論では、国債の格下げは、当該国の金利と通貨の低下になりますが、現在の国際経済環境では、日本には何も影響がないでしょう。

 米国も欧州も日本より遙かに経済情勢が良くないので、日本円からドルやユーロに資金が大量に流れることはないでしょう。円ドルレートも円ユーロレートも動かないと予測します。

 今回の格下げは、とどのつまり、米国が自国の経済悪化から世界の目をそらすために、日本を攻撃しているにすぎないと思います。米国のいつものやり方です。

 サブプライムローン問題では、格付け機関の信頼性にも疑問符がつけられました。そのような機関が今更何を格付けするつもりでしょうか。

 むしろ、現在、AAAとなっている米国、英国、仏国、独国の格付けを変更しなくても良いのでしょうか。もっとも、これらの格付けを変更したら世界経済は破綻しますが。

 日本国債の格下げに敏感な反応を見せる人は少ないでしょう。市場関係者も冷ややかに見ていると思います。騒ぐのは政治家と新聞記者くらいだと思います。

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benyamin ♂

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