お願いタイガー!

 今日はお願いタイガー!です。

 新年に入ってから、日本ではタイガーマスク現象が流行となりました。全国各地の児童養護施設に「伊達直人」の名前で、ランドセルや寄付金が届けられています。他の名前で寄付する人も続出しており、すべての都道府県にこうした行為が広がるまでになっています。

 私はこうした現象を高く評価しています。現代社会では人同士のつながりが希薄になっていると識者は偉そうに言いますが、そんなことはないことは誰もが感覚的に理解しています。今でも貢献や奉仕の精神が普通にあることを、このタイガーマスク現象は示しています。

 対象が日本国内である点も意義があると思います。子供への支援活動は、ややもすると、海外に目が向きがちです。とくに、アフリカの子供を救え、といった宣伝活動が連日のようにされています。しかし、本当に救うべきは、私たちの身の回りにいる子供たちでしょう。海の向こうの遠いところにいる人を救うよりも、まずは身近な範囲で問題に取り組むことが私は大切だと考えます。

 その一方で、施設に寄付する物品については再検討の余地があると思いました。今のところ、主要な物品は、ランドセル、食料品、現金、となっています。これらは施設にとっても非常にありがたいものでしょうが、施設の予算でまかなえる程度のものでもあると言えます。とくに、ランドセルについては、そのための予算がないとは考えられないので、寄付でそろえる必要性は低いと思います。

 予算で購入できるものより、予算で購入できないものを寄付するべきです。子供たちがほしがっているものであれば、なおさら良いと思います。予算では買えずに子供たちがほしがっているものとは何でしょうか。それはゲーム機とパソコンでしょう。とくにゲーム機は予算では買えないと思いますので、携帯ゲーム機とゲームソフトをセットで寄付すると、子供たちも大喜びだと思います。

 タイガーマスクの伊達直人は、身寄りのない子供たちに遊園地を建設して、それをまるごと寄付することを夢見ていました。それは、施設の予算では遊園地に行くことはできないこと、でも、子供たちは遊園地に行きたいことを、彼がよく知っていたからではないでしょうか。彼の名を語るなら、彼の想いまで継承するべきだと思います。

 前置きが長くなりました。同じ寄付をするなら相手が望んでいるものを、との理念を実現するのが、今日のサイト、お願いタイガー!です。施設側の要望が掲示されており、それを見ながら寄付することが可能になっています。現時点では、お手伝い募集の依頼がほとんどですが、これから要望の件数と内容が充実していくと思います。寄付をする側と寄付を受ける側を結びつけようとする重要な取り組みとして紹介したいと思います。

 ちなみに、遊園地を建設しようとした伊達直人ですが、その目標を達成する前に自動車事故で死んでしまいます。でも、それで良かったのかもしれません。なぜなら、彼は遊園地の名前を「みなしごランド」にしようとしていたからです。そのような名前の遊園地では、さすがに誰も行きたがらないでしょう。みなさんも、ゲーム機に侮辱用語とか書いて施設に寄付しないようにお願いします。ふふり。

自己紹介

benyamin ♂

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