今日は龍河洞に行ってきました。
・朝早くに行ったためか、龍河洞には誰もいなかった。もっとも、台風が接近中で大雨大風であったこともあるが。
・係員に見学を制止される。今日は雨のため洞窟内が水浸しであるため、とのことである。スーツ姿の私を気遣ってくれたのだろう。もちろん、その心遣いは大胆に踏みにじり、無理矢理見学した。
・洞窟内は、係員の言うごとく、水がごうごうと流れていた。少しでも足を滑らせたら、落ちて確実に死ぬ。専門家の言うことは聞いておくべきだった。
・下は水浸しのうえ、上からは滴が容赦なく降り注ぐ。傘を持って洞窟に入ったが、どうにもならず、びしょ濡れになった。
・洞窟内はガイドさんが案内してくれた。三大鍾乳洞の1つというだけあって、見事な鍾乳洞が1kmほど続いていた。
・龍河洞全体の長さは4kmとのことである。そこは見学できるのかとガイドさんに聞いたら、相応の装備がないと危ないから駄目と言われた。スーツ姿の私には無理か。
・鍾乳洞の作成過程を観察するため、岩の上に素焼きの壺を置いて、そこに滴を垂らし続ける実験をしていた。実験開始からまだ60年くらいらしいが、壺の底は岩と完全に癒着しているようだった。面白い。
・龍河洞見学後、併設されている珍鳥センターに行った。珍しい鶏が飼育されていた。見た目が美しい尾長鶏が、尾っぽを保護するために箱詰めにされて飼育されることを初めて知った。美には犠牲がつきものとはよく言ったものだ。
・珍鳥センターの入り口には、鳥インフルエンザ対策の消毒液があり、そこに靴底をつけてから入場してくれと案内があった。現在も慎重になっているのか、1年くらい時間が止まっているのか、判断がつきかねた。
雨で洞窟内はものすごいことになっていましたが、それはそれで貴重な体験ができたと嬉しく思います。でも、次は暴れていない龍河洞を静かに見学したいと思いました。