顔面ダイブ

 今日は顔面ダイブです。

 銭湯帰りに天一で生ビールを飲んでいると、私と同じカウンター席に、ぐでんぐでんに酔っ払って、こっくりこっくりしている客がいました。注文した天一には少し手をつけただけで、放置されています。

 せっかくの天一がもったないじゃないか、と私は憤慨しましたが、こういうお客さんはよくいるためか、お店の人も生温かく見守っているようでした。私も、静かに2杯目の生ビールを飲みながら、自分の天一を楽しんでいました。

 その時です。彼の方向から「ボチャッ」という音がしました。何かと思って見ると、眠気が頂点に達した彼が、ついに自分の顔を天一の器に突っ込んでいました。器の真ん中にちょうと顔がはまっている状態です。

 ついにやっちまったな、と私は店員さんと目配せをしていると、彼はさらに驚きの行動に出ました。顔を突っ込んで目が覚めたのか、はっと我に返り、お金を払おうとしたのです。その際に彼はこう言いました。

 「ごちそうさま。おいしかった。」

 いやいやいやいや。あなたは少ししか食べてないです。顔全部でこってりスープを堪能したかもしれませんが、ほとんど食べてないです。それなのに「おいしかった」とは、これいかに。お店に気を遣ったつもりなのでしょうか。

 とにかくお金を払った彼は、その後、千鳥足で天一を後にしました。お店の人も大爆笑です。年配の女性店員が「あんなになるまで飲んだらあかんわー」とか言っていました。その通りです。お酒はほどほどにしましょう。

 なお、私が天一から帰る道中で、道に転がって寝ている彼に出会いました。これは大変だと思いましたが、面倒くさいので見なかったことにして、家路を急ぎました。彼のその後が気がかりです。←他人事のように。

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benyamin ♂

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