テキサス4日目/7日間 2012-08-31

 テキサス4日目です。

  • 早めに目が覚める。が、することもないので、ベッドのなかでうだうだして過ごす。
  • 朝食に呼ばれる。が、品目はコーヒー、ゆで卵、瓜みたいなメロンだけである。レストランではあれだけ食わされたが、朝はあまり食べないのか。ほっとするやら、物足りないやら。
  • 今日も一日見学である。まずはSuperior Machining & Fabricationである。これは航空機の部品を作っている工場である。主としてアルミを削って部品にしている。機械は日本製である。
  • 作業員たちは楽しそうに仕事をしている。ラジカセなどで音楽を聴きながら作業している人もいる。もちろんコーラとか飲みながらの人もいる。トヨタのライン作業とは大違いだ。
  • 帰りにおみやげとして会社のロゴ入りの帽子をもらう。なぜ帽子?
  • 次はNortexである。これはホストファミリーの一人が社長をしている通信会社である。地域の電話通信とケーブルテレビを担っている会社のようだ。もちろん最近ではインターネットや携帯電話も扱っている。
  • 社長に事務所を案内してもらう。贅沢である。大きな規模ではないが、綺麗なオフィスである。社長室で写真を撮る。実はここの専務が、ホストファミリーの一人であるMuenster市長のようだ。市長は名誉職に近いのだろう。
  • 電話交換室とサーバ室を見学する。この会社の電話通信とインターネットはここで管理されているとのことである。部屋は頑丈な作りには見えないが、大丈夫なのだろうか。アメリカどこでもテロ対策をしているわけではないようだ。田舎はのんびりしている。
  • 事務所の隣に会社の博物館がある。地域で電話を敷いてきた歴史が展示されている。敷いた本人である社長に説明してもらう。当時の電柱や機材を運んだ車を見せてくれながら、至極楽しそうに説明してくれる。
  • 当時の電話交換機や電話もあり、一部はまだ使用できる。これまた社長が楽しそうに使って見せてくれる。電話を愛する気持ちが伝わってくる。
  • ここでもおみやげとして帽子をもらう。もちろん会社のロゴ入りである。また帽子?
  • さらにおみやげは帽子のとどまらず、いろいろな品物をもらう。メモ、ボールペン、水筒、フリスビー、ピザカッター。いずれも会社のロゴがある正規品だ。うむ。全力でいらない。なぜピザカッターまでロゴ入りなのか。が、断るわけにもいかず、ありがたく頂戴する。
  • とどめとして、電話線を電柱にくくるための碍子までもらう。本気でいらない。荷物になる。やめてくれ。が、もちろん笑顔でありがとうと言いながらもらう。くぅ。
  • 午前の最後はMuenster Museumである。建物は見た目、普通の民家である。19世紀後半にドイツ系移民がこの土地に来た当時、人々が使っていた生活用品などが展示されている。
  • キリスト教に関連したものが多い。博物館の係員に聞くと、このMuensterはドイツ系でもカトリック系の移民が多かったようである。この係員は年配のご婦人であるが、彼女もドイツ系であり、カトリックである。Muensterがのんびりした穏やかな町である理由は、カトリックにあるのかもしれない。
  • ホストファミリーの一人である通信会社の社長であるが、彼もドイツ系である。その奥さんも見学に同行してくれているが、ドイツ系である。
  • なお、この奥さん、いつ見ても違う服装である。昨日と今日で違う、のではなく、さっきと今で違うのである。どうやら見学場所を移動する度に、こっそりと自宅に帰って、着替えているようである。装飾品も替えている。これがLadyか、と密かに驚く。
  • 昼になったので、近くのレストランに連れて行かれる。量が少なそうなものにしようと、フィッシュフライを注文するが、これも山盛りで出てくる。逃げ場はない。
  • さらに、コーラとともに出てくる砂糖がついに瓶詰めになった。でかい塩入れかと思ったら、砂糖入れだった。ホストファミリーはこれをざらざらと入れて飲んでいる。最初からコーラを甘くしておけ!
  • 午後はまずFischer's Meat Marketに行く。いわゆるスーパーマーケットである。FisherなのにMeat? と思ったが、Fischerである。創業者の名前から取ったらしいが、その人の名前はFisherのようだ。ややこしいわ!
  • とはいえ、お店の名前にあるように、肉を主力商品としている。とくに牛肉である。バックヤードには自前の精肉施設があり、牛がまるまる一頭解体できる。解体中の牛も見せてもらう。サンドバッグみたいに吊してある肉は良いとして、皮をはいだ頭や肝臓なども吊してある。頭には目がついている。ふと見つめ合う。
  • 生肉だけでなく、ソーセージや燻製も自前で製造している。これも機械設備があり、大量に生産できるようになっている。美味そうである。ビールと一緒に食べたい。
  • 牛肉以外にも、豚や鳥も扱っている。時期によってはシカやイノシシ、ダチョウなどの肉も入ってくる、とのことである。バックヤードで作業している人たちは、日本と違い、暗さはない。もっとも、日本でもスーパーのバックヤードでは同じかもしれないが。
  • そしてここでもおみやげにロゴ入り帽子をもらう。もう慣れてきた。
  • Muensterを離れ、Callisburgに行く。われわれのホストファミリーであるMetzlerさんは、Lindsay市長であるが、普段はここにある高校で働いている。やはり市長は名誉職なのだろう。なお、町の名前はカールスバーグではなくカリスバーグである。オランダのビールではない。
  • Metzlerさんはどうしても外せない仕事があるようで、ここで学校を見学する。といっても、さすがに勝手に歩き回るわけにはいかないため、許可をもらって女子バレーの試合を観戦する。どうやら他校との練習試合をやっているようだ。
  • プレーは一口に言って下手である。背が高い人がおらず、また、決して運動向きの体型ではない人がほとんどである。スパイクやブロックでジャンプできていない。レシーブやトスもへろへろである。
  • 高校のバレーはこの程度なのだろうか。この水準と、現在世界順位1位である全米代表女子の水準とが全く結びつかない。他の高校も同じようなものなのだろうか。
  • といいつつも、バレー好きなので盛り上がって観戦する。決して若い娘のちちしりふとももを見てハッスルしていたわけではない。いたわけではない。ない。
  • バレーの試合終了後、Metzlerさんの仕事はまだ終わらないようなので、今度はアメフト(アメリカではフットボール)の試合を観戦する。こちらも他校との試合であるが、こちらは公式の試合のようである。
  • 観戦をしながら適当に夕食を食ってくれと言われる。そう言われても、どこで何を買ったらいいのか、と思ったが、なんと出店が出ている。さすがはアメフトの国である。高校の試合でも出店を出している。
  • 出店が出るほど、観客が来ている。おそらくは地元の人であろう。18時くらいなので、それぞれが何かを食べながら観戦している。しかも熱狂的に応援している。こういう雰囲気は良い。日本の高校でも平日の夜に試合をしたら良い。見に行きたい。でも場所や照明設備がないか。
  • アメフトのほうは、先ほどのバレーと異なり、ハイレベルである。もちろん、NFLとは比べものにならないだろうが、見ていて普通に面白い。選手の能力も高いように見える。
  • 一方、チアリーダーはひどい。やはり踊れるための体型ではない人ばかりである。その上、踊りもやる気がない。少しもそろっていない。なんだこれは。
  • なんだかなーと見ていると、地元チームが点を入れた。おぉっ! するとチアリーダーが出てきて、観客席に何かを投げてくる。なにすんだ!と思ったが、どうやらTシャツを投げているようだ。とたんにチアたちを気に入る。良い娘たちだよ、彼女らは。
  • 3回目くらいに点を入れた時、チアが投げるTシャツをうまく受け取ることができた。やはりTシャツだ。グレーのもので、チームのロゴが入っている。デュフフ。
  • 試合は地元チームの一方的な展開となる。相手チームは結局、1点もとれずに負ける。地元チームはかなり強いのではないか。
  • 試合中、きつい接触が2回ある。いずれも地元チームの選手が倒される。1回目は軽傷だったようだが、2回目は救急車がくるほど重傷である。後で聞くと膝を壊したとのことである。点を入れられない相手チームが腹いせにやったのか、と不安になる。
  • ハーフタイムにお互いのチームを応援するブラスバンドの演技がある。動きながら演奏するアレである。普通にこなしている感じである。
  • ブラスバンドの後にチアリーダーの演技がある。地元チームは相変わらずだが、相手チームのチアは踊りも上手く、体型も良い。完全に負けである。アメフトは勝ったが、チアは負けである。
  • 試合後、フィールドに入ることができる。観客がわらわらと入って遊んでいる。なぜか皆ボールをもっており、投げたり蹴ったりしている。われわれは何もないので、ただぶらぶらしている。
  • Metzlerさんが迎えに来たので帰る。気がつけば22時を過ぎている。早いものだ。ホストファミリーの家に帰る途中、レストランに寄ってもらい、ビールを飲む。もちろんShinerである。思わず2杯も飲んでしまった。
  • Metzlerさんが気を遣ってくれて、瓶のShinerを買ってくれる。家でも飲めということだ。
  • ホストファミリーの家に帰り、シャワーを浴びる。リビングにMetzlerさんがいたので、一緒にShinerを飲む。彼は普段はあまり飲まないようだ。今日は金曜日なので特別だと言っていた。
  • 1時間ほど適当に話をしながらビールを飲む。若者の就職がたいへんだ、とか何とか話したり、息子さんや娘さんについて聞いたりしていた。Metzlerさんが「I'm ready for sleep.」とか言い出したので、切り上げてベッドに入る。

 以上、テキサス4日目でした。

自己紹介

benyamin ♂

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